岡山旅行記オフレポ 2017/07/05(水)〜06(木) 
Powers of OKAYAMA 〜メイド文化理論講義、あるいは岡山で模型を段ボール1箱分担いで出雲まで帰る
第2回


HP百合機械トップ → 2017年の文章 → ここ (第2回)
2017年7月14日(金)

もくじ

第1回(前日譚〜第1日到着まで)  

第2回(本記事。第1日〜まるまるさんの部屋まで) 

第3回(夜、居酒屋講義〜第2日)



●旅程

7/5(水)
山奥→出雲市駅→岡山県・備中高梁→
●(今回ここから!)美星町(青空市場、星空公園、天文台、白糸滝):→まるまるさんの家(●今回ここまで!)
→居酒屋→ホテル

7/6(木)
ホテル→倉敷方面→大原美術館→家系ラーメン屋→模型屋→倉敷駅→出雲市駅→帰宅




●前説
駅を出て車中にて。繰り広げられるはオフ会名物

「ネットで会ったあの人たち、どういう経緯で知り合ったんです?」系 のオフレコ話!

で、自分とまるまるさんの場合、最初に話題に出るのはNagaleさん、そしてNagaleさんのサイトの掲示板常連さんたちの話であるわけで。
だってわたしもまるまるさんも、掲示板常連 でありますからね。

ま:「90年代の終わりは、テキストサイト、エロゲレビューサイトが多くて、私もエロゲのレビューを漁っていて、Nagaleさんのサイトにたどり着きました」
残:「時間はちょっと後になりますが(2002年頃)、自分も全く同じ経緯ですわ」


思えば、そういった時間から、もうすでに10年以上は軽く過ぎているわけです。それがこうしたオフ会にまで発展するとは。
まして、サイト管理人と常連さん、ならまだしも、常連さんと常連さん、のつきあいっていうのも凄い。
それだけ、NagaleさんのHPの掲示板交流っていうのは、「善きもの」であったのだなぁ、としみじみ今も思うわけです。
Nagaleさんは出雲に2回もいらっしゃるし、義実さんは自分の同人音楽サークルに参加協力してくれるし
そしてここにいらっしゃる、まるまるさんもまた、Nagaleさんの北海道に何度も足を運んでいらっしゃる。

我々皆、ネットとリアルプライベートの両方で、きちんと交流をしている。なかなか、こういう関係性っていうのは……考えればネットの奇跡なのかもしれない。
それこそ「ネットの奇跡ギュッと詰めて君と出会えたんだ」っていうくらいの(けもフレEDネタ)


さて、どんどん車は山の中に入っていきます。登るよ登る、山を登る。そして「美星(びせい)」という地域に入ります。

まず食事を取ろう、ということでたどり着いたのは、「青空市場」。食事をとれる店と、産直市場が一体となったところです。
この美星地域は、が特産、ということで、これは選ばなければ嘘だろう。豚の生姜焼きを注文しました。まるまるさんはヒレカツ。

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いや、ジューシーでおいしかったです。ていうかこの岡山旅行通して、食事はおいしかったですね……。

産直市場で、まるまるさんのおすすめのものをいくつか。濃度の濃い牛乳を飲んで「うめー」と満喫したり。

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出雲へのお土産として、蕎麦かりんとうを買ったり(結局これは帰ってからオフレポ第一号書きながら自分で食べた)
……あ、ただ、久しぶりにガチ牛乳飲んで、その旨をTLに 流したら、Twitterのフォロワーさんから「下すんじゃない?」と預言されて。
ちょっと正解でしたね……多少おなかはゆるくなりました。それでもおいしい牛乳でしたね……。


ところで美星地域とは、江戸時代、三方の山に星が落ちて、その星をそれぞれ祀った神社が三つある……というほどの「天文で町おこし」をしているところです。
なので、天文関連の施設がこの地域はゴイス。

次に行くところは、「星空公園 」というところでした。
どんどんまた山を登っていきます。少し耳がキーンとしてきます。


どんどん登って、公園到着。
これまで多少天気が悪かったということもあってか、誰も人がいませんが、それだけ「絶景独り占め」っていうことですな。
ほとんど山の上なので、眼下悠々と。そして、ここから見える空は実に広い……!
夜になると、ここに満天の星空が見えるという。それもごく納得の、開けた場所です。


何というか、自分のフェイバリットエロゲの一つに、Favorite「星空のメモリア」というのがありまして。あ、ダジャレのつもりじゃなくて。
夏の小樽(をイメージした町)を舞台にして、幼き日の約束を果たす作品ですが、
この作品、「星空」と銘打ってるだけにあって、天文学、夜空の星々の美しさを全面に出しているものです。

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この写真見て下さいよ、どう見たって星メモの風景ですよ!そんなわけで、気分は洋君と夢(メインヒロインの名前)を見ている神の気分であります(この期に及んでもまだカプ観測視点が抜けない


そしてさらに天文は進み……天文台へと行くのですよ!

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ここは全国でも有数の天文台で、なんとガチ研究用の巨大望遠鏡を、市民なひとであっても使わせてもらえる、っていう代物
いや、へっぽこモデラ、機械スキーとして結構面白かった(変な視点)。また、これを夜中見れたらすげえんだろうな、って思いました。


なお、この天文台は、某天地が無用なアニメ (全然伏せてない)のキャラ/声優さんにとっての聖地でもあるようで……。これはファンからしたら垂涎だろうな、と。

しかしアニメはともかく、申し訳なくも、自分は天文については、全然嫌いではなく、むしろ美しく(好意的に)思うものの、
しかしファンに比べたら、全然知識量もなく。にわか以前の問題。
この文化は、本当に美しく思って、精神性のピュアささえ感じるほどに思ってるんですけどね……。星メモブースト効果もあって。
後でも述べますが、自分はまだ見る目がない。工芸(器) についても同じことを思ってますな……。
星/天文という文化は、地域を、時間を超えて豊かな文化を持っているのにも関わらず……。自分の未熟さを思ってしまいます。

また、残響がここで体力切れ&持病がかもしだす体調キツさを表明し出すという失礼。何分、ほんとに体力がなくて……。
まるまるさんには申し訳ないことをしてしまいました。これNagaleさんの時も同じで、「急に体力が切れる」という体をしてるもので……。申し訳ない。


少し休憩(すまぬ……)。


さて、山を下り始めます。次は、「水を見たい!」という変な希望によって「白糸の滝しらいとのたき)」に向かいます。
もともと、残響は「水」が好き。流れる水が好き。というか「たっぷりの水が好き」という変な嗜好を持っていて。
単純に、疲れてるんでしょうな ……。いつも、疲れたら、たっぷりの水を見たがる。浸すように、浸すように。

辿り着いたのは山を行く道の傍らで、「ひょいっ」という感じで現れました、白糸の滝。
今日朝までの強い雨で、ゴウゴウと轟音をたてて水がズバー。流れる流れる、勢いよく鉄砲水。
滝は川にかかるしっかりした橋を挟んで、道路の向こう側にあります、すぐ。
こんな感じに

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(以下2つは、頭上に広がる風景が美しかったので撮ったの)

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東洋……! 自然……!

紅葉のころになったら、さぞかし美しいだろうな、と思えるところです。絵になる。
でも、こういう夏の日であっても、ここは美しく。
「隠れ名所ですね」とまるまるさんは仰る。まるまるさんもここは初めての場所だそうです。
「えっ」と思った貴方。いや、こういう田舎地域って、以外と「行かないところは行かない」っていうのがありまして。残響も田舎山奥の自宅周辺以外、行かないし……。


滝を見て心洗われて、次になんと「那須与一の墓 」に行く。ここにはそういうのがあるのです。

しかし……それは山道を行く、みたいなもので、車で細い道をぐんぐん。
慎重にぐんぐん。大丈夫か?と思うくらいに山道
車内BGMはSound Horizon。しっとりとした雨に流れる「11文字の伝言 」。好きな曲です。
「もうこれ以上はいけねえ」っていうところで、二人車を降りて、墓。

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という、申し訳ないですが、以上。

ドリフターズ的な美少年もいず……結構集落の家からも離れた辺鄙なとこですし……。
ある種の面白みは見られます。しかし面白かった(というのも何ですが)はこれからで。


車が、方向転換出来ない!

突き当たりの「もうこれ以上はいけねえ」のとこで、スペースがなくて方向がっ!
しょうがないので、バックで集落のあたりまでバック。ゆっくりバック走行で、慎重に、行きより慎重に。

「ゴリゴリ!」
なんかの木が当たった!

まるまるさんは後ろを向きながら、
残響は窓から乗り出して後ろをチェック。反対側がエラいことになってないかチェック。

そこで流れるサウンドホライズン「11文字の伝言」。

ーーアナタが生まれてきたことが何よりの喜び的な母とか……
ーーアナタがなんであれ本質は変わらないとか……

そんな「Roman」最終を彩る感動的な歌が流れる車内、
なんかのネタなのかって具合の感情がやまないわたしく!!

ーー凛とお征きなさい……!

やかましいわ!!1!!1!



中々車が思うように動けない、ガーと行って道から転落するのもアレですし(ガードレールがない)、
木にひっかかって塗装をハゲさせるわけにも……それから雨なんでスベるかもしれんし……

どったんばったん大騒ぎして、なんとかバックを繰り返して、方向転換出来るとこまで出て。
まるまるさんと残響、「ふぅ……」「はぁ……」となんか妙な「やれやれ」感になってしまって。疲れましたんね。イヤホント。


そんなわけで、次には町……まるまるさんのお宅に行くことに。山は疲れたかもしれんw
車を走らせて、案外時間は経たず、文明空間(町)に入る。


そしてまるまるさん家につく。
ーーやる事ぁアレだな。
そう。
「お部屋はいけーん」!!w

おお……これがまるまるさん部屋(room)……。


ときに、最初のほうにも述べましたが、まるまるさんと自分は、時たまモノを送りあう間柄で。
お互い、ギターを弾くということもあり、自分が「これもう使わないな……」というもモノをまるまるさんに送りつけるというのを、何回かしております。エフェクターとか。
まるまるさんも、お返しに本を送ってきてくれたりとか。ありがたや。


残響が思ってる、まるまるさんのひとつの特徴が、
あるテーマについて、非常に丹念に追い続けなさる 」というのがあります。
それはゲームでも、ギターでも。まるまるさんのHP「Tiny Plaza」をタグを追ってごらんになられればわかりますが、
ゲーム、本、音楽、ギター、PC、と、丹念に記事を書かれます。
「しつこい」とは表現しないけども、一回惚れたら非常に丹念にオタク魂を発熱される方です。


日々を楽しみながら。

最近、趣味人の最終形とは、「いかに人生を楽しんでいるか、の発露」 に他ならない、と思うようになりました。
これまでは「オタク的達成」こそがオタクの本懐だと思っていました。
つまり、誰かに自慢出来るようなスコア達成とか、レビューの本数だとか。コレクションとか。

でも、それは……少なくとも、残響が思い描く「オタクの最終着地点」みたいなのとは、ちょっとズレると思うようになり。
オタクの極みとはなにか。それは、特定のアニメの「権威」になることではない
それよりもむしろ、日々「こんなふうに楽しんでるんですよ」を義務感なく、こっちに「ほらっ」って感じで見せてくれること。
その見せ方にもひとつの余裕の所作がある、みたいな。

まるまるさんのHPの運営であるとか。あるいは、日々まるまるさんがwifky!でHPをカスタマイズしていることそのものさえも。
ギターを練習したり、バンドを地元の御友人たちとやったりすること。
ゲームを自分なりに攻略して……そのどれもに、まるまるさん的「日々を大切にしながらの、自分のたのしみ」を、そっとこちらに見せてくれる。


「大人」であるのですが、それだけで表現しきれるものでもない。
また、まるまるさんが「趣味人のクンフーを積み続ける!」という義務感でやっていらっしゃる、というわけでは、ない。
あくまで自然体……。
そういうことが、今回の岡山旅行で、ふと感じ取った次第ですね。


だからこそ(話が戻る)、今回まるまるさんのお部屋で、その趣味生活のマテリアル(ネタもと)を拝見できたことは、意義深いものでありました。


ーーまあひとことで言うと、
まるまるさんのジャズマスター (残響が思う、フェンダー社製の、この世で1番格好いいギター)を弾かせて頂いたのですよ。

うわ、めっちゃ良すぎる音……弾き心地……。
自作曲含め、いつもの手癖フレーズを10個ほど弾かせてもらいましたが、アホほど手が幸福、耳が幸福……!!


うーむ……
趣味の世界はまだまだ広い……!


(オフレポ第3回に続く。全3回)




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